2003年4月、相模原キャンパスが開学。それに伴い、2つのキャンパスが閉学された。厚木キャンパスと世田谷キャンパスだ。
現役の学生では通ったことのある人はもう少なくなってしまったが、OB・OGにとってはそれぞれ懐かしい思い出のある場所であろう。
閉学から2年。その2つのキャンパスが今はどのようになっているのだろうか。それぞれのキャンパス跡地を訪ねてみた。
厚木キャンパス
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| 当時の厚木キャンパスの様子。チャペルのステンドグラスやヨハネ像などは相模原キャンパスに移設されている。 |
小田急線本厚木駅からバスで30分、愛甲石田駅からバスで20分ほどのところにあった厚木キャンパス。
1982年に開学され、理工学部の1年生とそれ以外の文系学部の1・2年生が通っていたところだ。人によっては『厚木返し』で、3・4年になっても1つの必修科目のために1日かけて通ったりすることもあった。
「森の里」という厚木の山深い学園研究施設地区にあり、周りには富士通やNTTの研究所などもあった。駅から通うにはやや難があったが、自然豊かで、安らげるキャンパスだった。
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| 正門から当時のA館が見える |
今現在この地を外側から眺めてみると、チャペルなどの建物が残っていることもあり、さしたる変化はないように見える。しかし近くへ行ってみると、あちらこちらで工事中の様子がうかがえる。
現在この地には日産自動車による、日産先行開発センター(NATC)の建設がすすめられている。
燃料電池などの日産自動車の先行開発機能の集結・最先端のハイブリッド車や安全運転技術の研究施設となるという。
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| バス停名も変更に |
建設が進めば、キャンパスらしい風景はやがて消えてゆき、「日産の顔」となった新しい研究所のある光景がこの地になじんでゆくことになるだろう。
既に一部は活動を始めているが、現在建設中の新棟などは2007年に稼働開始予定ということだ。
日産自動車株式会社 http://www.nissan.co.jp/ 
ちなみに当時厚木キャンパスの隣にあった松蔭女子短大。2000年に「松蔭女子大学」と4年生の女子大となり、2004年度からは「松蔭大学」と名称変更し共学化された。当時を知るものにはこれもまた時の流れを感じさせる。
松蔭大学 http://www.shoin-u.ac.jp/
世田谷キャンパス
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| 当時の世田キャンの様子。巨大な1号館が印象的だった。 |
小田急線の祖師ヶ谷大蔵駅、京王線の千歳烏山駅。
この中間地点に世田谷キャンパスがあった。
1965年開学。じつに半世紀近く活動が行われていた学び舎だ。
理工学部生以外はあまり利用することはなかったキャンパスだが、理工生にとっては、実験で泊り込んだりもした思い出深い場所であろう。近所には「木梨サイクル」などの有名スポットもあった。またキャンパスの隣には、スクーンメーカー寮という女子寮があり、世田キャンの学食を利用していた女子学生も多いだろう。
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| 正門だった場所 |
今この地を訪れてみると、もはやキャンパスの建物の面影はない。当時の1号館などの建物はすべて撤去され新たな建物群が建設中だ。
その建設中のものが『東京テラス』という巨大マンションの大規模プロジェクトだ。総戸数1,036戸、敷地内にスーパー建設などと現在世田谷最大のマンションプロジェクトとなっている。
しかしマンションが建設されることで、この地にキャンパスがあった過去がすべて消されてしまうのかというと、そうではないらしい。
『青山学院大学世田谷キャンパスで印象に残るのは、その緑の豊かさと赤レンガの壁でした。イチョウやヒマラヤスギの並木や、高さ約20mを超えるメタセコイアをはじめクスノキ、カシ、エノキ、シイ、ツバキ、さらにはサクラ、モモ、カキ、アンズ…。
界隈に季節の恵みを与えた多くの既存樹とこの地の歴史を知る赤レンガの壁を継承していくことから、このプロジェクトはスタートしました。』(東京テラス パンフレットより)
とのことで世田谷キャンパスの自然を生かしたマンション施設となるそうだ。
2006年1月から順次入居開始になる予定。当時を世田キャンで過ごしたOB・OGはこの機にマンション購入を考えては?
東京テラス http://www.t-te.com/ 
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