語る!青学スポーツ2007 - 前編
 
 
 

 2007年度もいよいよ終わり。色々あった1年でした。

その中でも欠かせないのが体育会の活躍。 様々な競技で優勝などの活躍がありました。

今年度の体育会の成績・優勝クラスのものだけ集めると、それだけでもこの数!

5月 女子バレー部 春リーグ優勝
6月 女子バレー部 東日本インカレ優勝
8月 女子卓球部 インカレ優勝
9月 チアリーディング部 ジャパンカップ・大学生部門:規定1位・総合4位入賞
  バドミントン部 関東リーグ優勝
  テニス部女子 関東リーグ2部優勝
10月 バスケットボール部 関東リーグ優勝
  レスリング部 全日本大学グレコローマン選手権:板倉史也優勝
  女子卓球部 全日本学生選手権:女子ダブルス 阿部恵・山崎知春優勝
  拳法部 東日本学生選手権 女子団体優勝
12月 バスケットボール部 インカレ優勝

リーグ上位や入賞クラスまで入れると更に多くの団体が活躍した今年の青学体育会。その1年を総括する意味で、普段体育会の各部を現場で取材しているこの2人に語ってもらいました。

昨年度も語ってもらった青学大唯一のスポーツ新聞、体育会広報愛好会・青山スポーツの元会長・村瀬超さんと元編集長の石井萌さん。

石井さんは自費で北海道や関西まで取材に行くほどの青スポフリーク。一方の村瀬さんも負けず劣らず、今年プロ野球入りした選手を見学に今回の対談当日まで沖縄のキャンプに行っていたほどの熱狂的ファン。

2人の青学スポーツマニアが見た今年度の体育会、 今回はどんな話がとびだすでしょうか!?

 

出席者 主な担当部会
村瀬超むらせまさるさん 硬式野球部・レスリング部
石井萌いしいもえさん 女子バレー部・卓球部・バドミントン部

 

 

―2007年度を振り返って―

石井:

来る前に話してたんだけど、春夏秋冬、なにかしら優勝していたねっていう話になってて。

春バレーリーグ優勝して、
夏も卓球インカレ勝って
秋はバドが勝って、
冬はバスケが勝って、
ほとんどが私の担当でおいしい思いをしてた(笑)。

村瀬:

俺はハズされました(笑)

去年まで目立ってなかったところが頑張ってたね。

そうだね。
1面何にする?っていうのでまた、贅沢な悩みが出来たっていう。

最後までね。

 

今年かあ。河野君(河野隆太:レスリング部/2年)頑張ってたよね。

ああ、メダルハンター。
青スポが名づけたんだけど、結構浸透してたよね。

本人も「メダルハンターになれてよかったです」って(笑)

今2年生だっけ?でも今年は下級生が頑張ってたよね。
卓球も早田ちゃん(早田知世:卓球部/1年)が秋にいきなり優秀選手賞取ったし。
本間ちゃん(本間ちさと:バドミントン部/1年)も新人戦優勝したし。
河野君も頑張ってるし。

野球は小池・下水流。
小池君(小池翔大:硬式野球部/1年)はホームラン。下水流君(下水流昂:硬式野球部/1年)は秋に首位打者争いしてたね。

 

あとさ、実力者が揃ってて、でも勝てないっていうのが続いてたのが、卓球とバドミントン。
それが、卓球は日本一、バドも関東リーグ優勝。でも関東一なら日本一!みたいなとこあるじゃない。
だからそれぞれ優勝出来たのは大きかったなと思いました。

へえ、バドミントンは今まで優勝なかったんだ。

なんかねえ、本当にねえ、どっちが勝ってもおかしくない、っていうチームばっかで。でも今回は最後の最後で頑張った。
しかもね、その優勝の理由が、主将の馬上さん(馬上愛実:バドミントン部/4年)の考え方が変わったからだって監督が仰ってて。

へ〜。

オーダーってあるじゃん。それがやっぱり勝負を左右するもので、 1番手のシングルスはどの大学もエースを出してくるのが定石なの。最初に勝って勢いをつけたいから。
それまでは、馬上さんは、自分が勝ちたい!っていうこだわりがあったらしくて、2番目とかそういう位置を志望してたんだって。でも最後の優勝した秋リーグは、監督が聞かなくても「自分が一番で行きます」って。勝率的にはそんなによくはなかったけど、「その姿勢を見て何かを感じてほしい」って全部トップで出て…すごいかっこよかったの。それが大きいって監督も言ってて、感動した。

今の4年生の人たちって、周囲に言わせると昔結構やんちゃだったらしくて(笑)。でも、最後のインカレとかリーグとかに、初めてギャラリーのありがたさに気づいたって。馬上さんも『なんで私はもっと早く気づかなかったんだろう…』って言ってて。
で、インカレの個人戦で早稲田の平山っていう学生で唯一日本代表に入っている人と当たったんだけど、1−1の後の最終セットで 5−21 で負けたの。
でもそのときはもう馬上さん限界で『5点取れたのが奇跡。ギャラリーがいなかったらラブゲームで終わってた』って。
応援に来てくれた人のために1点でも多くコートに立っていたくて、5点も取れたって言ってて…それ聞いて号泣したよ。

おまえは泣き過ぎ(笑)

青スポにも感謝してくれて、『自分がどんなに頑張っても、見てくれる人がいなかったらそれで終わりだから、取材してもらって紙面に載せてくれるのがありがたかった』って。
いい話だよねぇ 。

 
馬上、神、三輪と4年生中心で秋リーグ優勝のバドミントン部

 

女の人ってそういうのをストレートに言えるじゃん。それは男の部会とは違っていいよね。
萌の担当部会は当たってたからね。

メインどころは全部優勝見させてもらったからね。
って体育会じゃなくて私の総括になってるよ!

バスケの担当がこっちは3年目で今年やっと日本一だよ!って嘆いてたよ(笑)

でもバスケはさ、去年はうちが弱かったんじゃなくて、東海が強かったよね。だからほんともったいなかった。運命のいたずらだよ。
でも良かったよね、最後優勝できて。

青スポも1面が変更になるかならないか、かかってましたからね。
バタバタしてたよね。
日本一じゃなかったらレイアウトがガラリと変わるところだった。

レスリングと卓球とバスケが日本一で、卓球が前の号に1面だったから、レスリングかバスケかって。

ハラハラしたけどね。バスケはもう優勝するって前提で話進めてたから。勝ってくれてよかったよ。

やっぱり関東のレベルが高いって事は再認識したよね。
結構どの部会も関東で優勝したら日本一だよね。
それだけ人が多いのかな?

俺も今日空から関東平野見たけど、やっぱ人はすごい多かったね。

見えるかい!(笑)

  
毎年優勝候補と言われながらなかなか勝てなかったバスケ部だが、今年は悲願の日本一に!

 

バレーは今年はどうだった?

去年の5冠達成のあとで、役職やポジションでそれぞれがすごいプレッシャーと戦っていたと思う。
優勝できたのは春リーグと東日本インカレの2つ。
そのあとの東西インカレは準決勝で負けて、連続優勝はストップしたけど、連日する試合日程で『連敗』しなかったっていうのはすごい!
東西、秋リーグ、インカレと通して“最終日”に負けなかったのは、切り替えの上手さがチームの強みであることを証明していたんじゃないかな。
春と東日本で優勝したのは紛れもなく実力だったし、インカレ優勝は逃したけど、最後にセンターコートで勝って終われるチームは全国で二つだけ。そのことに誇りを持ってほしいと思う。

 
昨年の5冠には及ばなかったが安定した強さで2冠を獲得

 

なるほどね。

今年は男子がちょっと元気なかったね。
降格したのが、ラグビー、サッカーとラクロス男子も。

男子がんばれ!って感じだね。

他の マサルさんの担当部会はどうだった?

俺の担当部会はレスリングと硬式野球なんだけど…硬式野球から話すと、

春は良かったんだけど、秋はギリギリ…
ぶっちゃけ今年は大場が凄かった!東洋の。
去年までは大したことなかったんですよ、球が速かったけど。高市さん(高市俊:現ヤクルトスワローズ)とかが抑えてたし、普通に打ってたし。

今年は球が速い上にコントロールが良くてね。しかも連投がきくようになって、中1日空いたら完投できちゃうくらいだからね。

 
2人のプロ入り選手を生んだが戦国の東都リーグは厳しかった

そう小窪さん(小窪哲也/4年;広島東洋カープ)、沖縄のキャンプ見に行ってきたんだよ。
キャンプは結構苦しんでたね。「体重いわ」って。

春は首位打者取れたけどね。秋が…。本人も「100安打打ちたかった」って言ってたんだけどね。
秋も春くらい打てればよかったんだけど。

でも春に首位打者取ったのは凄かった。最終戦で3打数3安打打てば、っていう条件で、可能性としてはすごく低かったけど…打っちゃったからね。

昔、主将になる前から小窪さん、小窪さんて言ってたよね。
あの人すごい、って。

僕のアイドルですから(笑)
去年リーグ戦3連覇してたんだけど、その時に見てて一番すごいと思ったのは、小窪さん!

へえ〜。

何がいいかってね、守備!守備で魅せる!
本当にうまい!多分あの人のおかげでヒット5本くらい防いでるよ(笑)
初めて見たのは小窪さんが2年生のときだけど、下級生でレギュラーで出てるのは小窪さんだけで、勝負どころで打つんですよ。

一番印象に残ってるのが、小窪さんが2年で、確か駒大戦だったと思うんだけど、同点に追いつかれてすごく雰囲気の悪いときがあったんだよ。で、その直後にいきなりホームラン打ってまた突き放した。それで勝った、っていう試合があって。2年生だったのに。
この人やっぱすごい!って。ここって時に打てるっていうのがかっこよくて。

打って守れる。LOVE小窪さん(笑)

LOVEが高じて沖縄まで行っちゃいました(笑)
それは冗談だけど、曲がりなりにも大学野球を3年間見てきて、一番すごいと思ったのは小窪哲也でしたね。 野手ではね。

レスリングは?

長谷川さんが…

OBでしょ!!今年は板倉さんと河野君でしょ!

板倉さん(板倉史也/4年)はインカレはダメだったけど、全グレ(全日本大学グレコローマン選手権)連覇!
河野君はちょっと失礼な言い方ですが意外だったね。

意外?

やっぱ強かったんだよ、1年生の時から。でもまさかこんなにメダル取るとは…

すごいよね。メダル取らなかった大会ないんだっけ?

フリーだけの内閣総理大臣杯ってので唯一逃してるだけで、それ以外は取ってる。

すごいねぇ。めっちゃかわいいのに(笑) 私服もかわいいし(笑)

(笑) まあ河野君は今年一番伸びた選手なんじゃないでしょうかね。青スポにもいっぱい載ってたし。

 
66kg級の板倉と120kg級のメダルハンター河野

ちょっとね、今年は青スポの人数が増えた関係であんまり他の部を見れてないんだよね。
本来はそうあるべきなんだろうけど。だから去年のほうがもっとしゃべれてたかも。

そうだ!ちょっとさみしいね。

他に客観的に目に付いたのは陸上かなぁ。

中距離とかも頑張ってたしね。800とか1500。
岡崎君(岡崎準也/3年)と荒井君(荒井輔/2年)。

そうだね。けど箱根がねぇ…

そうだよね〜。惜しかったっていうか…怒ったよね(笑)
途中経過を電話で聞いてて、これはいける!って思ってたのに…

現にタイム的にはいけてたからね。インカレポイントで逆転されちゃって。

そう!絶対おかしいよね!

実力があるのに報われないってのが一番つらいよね。本人たちがダメだったんじゃなくて、制度がそうなってるっていうのが…

予選会、現場にいたけど、あれはなかなかねぇ…つらいものを見たね。
途中経過は6位だったんだけどなぁ。

でも箱根の学連選抜チームは4位だったね。

あれは気分良かった!いけいけっ!って思ったもん(笑)

面子見たら強いもんね。びっくりした!
シード権内に入ったのも初だからね。

ほんと強かったよね。学連選抜の気持ちが団結してたよね。
これで予選会が1校増えるんだっけ?

でも来年度の予選会は大変だよ。順天堂と東海が予選会に来るからね。

青学は米澤兄弟(米澤豪/3年:米澤類/2年)に頑張ってほしいよね。

兄弟で襷をね。

繋いでほしいね。

 
タイムでは9位だったが、インカレポイント差で敗れた予選会。
その悔しさを晴らした箱根での学連選抜チームの4位入賞だった。

 

 

―それぞれの今年の私的MVP―

自分の担当のところになっちゃうけどなぁ。
やっぱり小窪さんだな。

 
小窪哲也:

今年度の硬式野球部主将。走攻守に安定したプレーでチームを引っ張る。
ドラフト3位指名で広島東洋カープに入団。

私は…迷うね。主将という主将が印象に残って…阿部さん(阿部恵:卓球部/4年)・内田さん(内田暁子:バレーボール部/4年)・馬上さん…
でもやっぱ、成績を残したという意味では、阿部さんかな。
個人も団体も日本一になったのはすごい!勝てないよ、卓球じゃ(笑)

一回勝負挑んでみれば(笑)?

ほんと勝負したいよ!(笑)

 
阿部恵:

女子卓球部主将。シングルス・ダブルスと1年次から活躍したが、今年は強いキャプテンシーでチームをインカレ優勝へと導いた。

 

といったところで前半は終わり。

後編へ続きます。

 

 

 

 


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